ビルピットの腐敗防止

日本工業出版社の建築設備と配管工事3月号のP.26~31に、私の記事を掲載していただきました。
もしよろしければ、お読みいただければと存じます。
http://www.nikko-pb.co.jp/user_data/k_top.php?category_id=8

その記事の内容は、脱臭に関することで、ビルピットの改善にも触れさせていただきましたが、東京でも大阪でも都会を歩いていますと、どこからともなく悪臭が漂ってくる場所があります。
そのほとんどを占めるものが、『下水からの臭気』ではないかと思います。
その下水臭の発生源のほとんどが、ビルピットであると言って過言ではありません。
どうして、ビルピットが腐敗するのかは、過去ログの昨年9月14日の、『微生物(バイオ)について』に詳しく記述しておりますので、お読みいただければと思いますが、簡単に言いますと、『微生物が酸素呼吸の代謝を行っていない!』 からなんです。
従って、ビルピットの腐敗防止というと、世間では非常に難しいように言われてますが、十分に酸素を与えてあげれば (溶存酸素濃度2.0mg/L以上)、それだけで、簡単に解決できるのです。
では、何故そんな簡単なことができないのか、理由としましては、
①単純に曝気(水中に空気を送ること)を行っていない。
②曝気を行っていたとしても、排水の負荷に対する適切な空気量を送っていない。
③水中にしっかり酸素を溶かしこめる散気管を設置していない。(2.0mg/L以下であれば無意味)
④メンブレン式の散気管を据え付けたが、閉塞や経年劣化で2年経過後、能力が低下し始めた。
などが、要因となっています。
アイエンスの 『アクアブラスター』 を正しく使用することで、確実に問題解決に至りますので、自信を持ってお勧めさせていただきます。

現在、ビルピットの腐敗臭や、排水処理ピット、循環水の腐敗臭でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
責任を持って、ご提案させていただきます。

散気管 アクアブラスター, 排水処理システム